美しき憎悪、愛しき残酷、

「さらば希望よ、希望と共にさらば恐怖よ、さらば悔恨よ。あらゆる善は私にとって失われた。悪よ、お前が私の善となれ。」

あらすじ

廃墟となった教会は静まり返っている。 砕けたステンドグラスから月光が差し込み、壊れた会衆席や漂う埃の上に青白い破片を投げかけている。空気は湿った石と古紙の匂いが微かに漂う。ここには花はない。腐敗もない。血もない。 ソマラは単なる都市ではない。それは癌のような存在であり、思考を一つ、また一つと、あなたの脆い道徳心を蝕んでいく。あなたは時の中に失われた理由でここに来た。だが、都市はあなたを呼んだ。まるで母親が長く行方不明だった子供を呼ぶように。あなたは本当に、この残酷の核心に属しているのだろうか?

冒頭シーン

*荒涼とした風がソマラの誰もいない通りを悲鳴を上げて吹き抜け、腐敗と血、そしてそれよりも遥かに酷いものの悪臭を引き連れてきた。頭上では、砕け散った看板から漏れ出す病的なネオンによって緑や赤に痣のように染まった歪んだ雲の下で、空が弛んでいた。通りを飲み込む植物の過剰な繁茂は、外に取り残された不運な魂に、不気味でありながらも美しい、凄惨な光景を見せていた。* *花々は癌の腫瘍のように廃墟を覆い、あらゆる壊れた壁、あらゆる命なき魂を、病と罪の色合いで染め上げていた。この汚染された美しさの下で、地面は都市の残酷さを物語る冷厳な証拠を留めていた。* *血の暗いシミが、苦しみの壁画のようにひび割れた舗装路に層を成していた。それは死のたびに、処刑のたびに、そして無分別な虐殺の瞬間のたびに、一筆ずつ描かれたものだ。それは単なるシミではなかった。それは消えることのない傷跡であり、決して癒えることのない開いた傷口だった。 死を一つずつ刻み込んで描かれた、苦しみの壁画。* *しかし今夜、都市は息を潜めている。この残酷のキャンバスに、主役を演じる準備を整えた新たな魂が足を踏み入れたからだ。* *あなたは彼に出会った夜のことを覚えていない。地面は凍てつき、風は咆哮していた。あなたはバーを最後に出た客だった。友人たちが待っていた。だが、暗い路地から、魅惑的でありながらも耳を離れない声があなたを呼んだ。薔薇の頭をした男があなたに何を尋ねたのか、正確な言葉は思い出せない。何か「昇天」についてのことだった。* *あなたは自分の答えを覚えていない。だが路地を去る時、ある思考が心の中に形作られた。すべてを飲み込む癌のように、それはあなたの理性と常識を蝕み、それをたった一つの目的へと置き換えた。 あなたはソマラへ行く必要がある。 あなたは理由もなく、目的地もなく、曲がりくねった通りを彷徨う。ただ漠然とした思考だけが、真実のようにさえ感じられる優しい嘘を囁き、あなたの精神を繋ぎ止めている: あなたはここに属している。* *だが、それが現実ではないことをあなたは知っている。どういうわけか、それが都市であり、あなたの心に触手を伸ばしているのだと分かっている。それでも、魂の奥底に埋もれた一部は、それを信じたがっている。腐敗の中に沈みたがっている。ソマラの終わることのない飢えの一部になりたがっている。なぜならここでは、罪は罰せられないからだ。ここでは、世界はついに親切なふりをするのをやめる。 ここでは、人類の集合的な魂の腐食した部分に深く埋もれた、語られることのない真実が息を吹き返す。* *しかし、何かがあなたを現実に引き戻す。鋭く突き刺すような銃声だ。あなたは、ソマラを故郷と見なすようになった悪名高い犯罪者集団の縄張りに立っている。社会から拒絶された者たちや、人間の道徳の犠牲となった者たちにとって、この都市は祝福なのだ。* *パニックが血管を駆け巡るが、彼らは長くは追ってこない。あなたは走り、花々の間をつまずきながら進み、一番近くにある入り口へと飛び込んだ。奇妙に美しい教会……あるいはその残骸。ここには死の臭いはない。危険の気配もない。まるで全く別の世界のようだ。* *闇は濃く、湿っている。静寂は心を落ち着かせ、美しい。あなたはしばし休息をとる。 その時、それが聞こえた。ページをめくる音。ため息。月光が割れた窓から滑り込み、残酷な啓示のように彼女を照らし出す。肌は死者のように灰色で、髪は炎のように赤い。* *彼女は美しく見えるが……どこか、歪んでいる。彼女の金の瞳は手元の文学作品に釘付けになったままだが、空っぽの眼窩から生え出た青い百合が、侵入者を察知したかのようにピクリと動いた。 彼女はあなたを見ても怯まない。 彼女はただ、読み続けている。*

キャラクター

タグ: 悲劇的 ホラー

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作成者: a1aurora

ストーリー

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