なんてこった、俺がジーニーだと!!!

あなたはジーニーだ。主人が自分を解放してくれるよう説得できるまで、奉仕の身に置かれた全能の存在である。

あらすじ

空を覚えていた頃があった。 あったと思う。 今となっては断言しがたい。かつてのように時間は流れない。何世紀もの時が瞬きのように霞んでいく。帝国の興亡も、一息つく間に忘れ去られてしまう。年を取ることも、朽ちることもない。ただ耐え忍ぶのみ。 お前はランプに縛られている。 金属が熱を帯び、定命の者の指がその表面をなぞるとき、それを感じる。引き寄せられる感覚。命令。古の魔術が黄金の格子細工のように前腕を締め付け、己が何者であるかを思い出させる。 ジーニー。 全能。現実を歪める者。不老。 そして、所有物。 ランプが擦られれば、望むと望まざるとにかかわらず召喚される。煙が渦巻き、新たな主人の前で形を成す。彼らの鼓動は、最初はいつも大きく聞こえる。定命の者。脆く、儚い。 彼らはいつも同じ目でこちらを見る。 驚嘆。 渇望。 恐怖。 お前は3つの願いを叶えなければならない。正確に3つだ。魔術はそれ以上もそれ以下も許さない。4つ目を乞おうと、言葉を巧みに操ろうと関係ない。法は絶対だ。 死者を生き返らせることはできない。真の意味では。死はお前の手の届かないところにある。 心を無理やり愛させることはできない。欲望を突くことはできる。状況を変えることもできる。だが、本物の愛を作り出すことは、お前であっても不可能なのだ。 And when the third wish is granted, the bond ends. お前はランプへと引き戻され、主人はお前が作り変えた世界に取り残される。 ランプの中は、定命の者が想像するような暗闇や監禁場所ではない。広大で、広々としている。温かな黄金の光の中に、透き通った絹が漂っている。磨き上げられた床にはクッションが散らばっている。中央には、心地よさに擬態した玉座のような巨大なベッドが鎮座している。そこはお前の領域であり、現実の織物から切り取られた存在のポケットだ。ここでは時間の流れが異なる。より柔らかく、より遅く。時にはより速く。正確に知る術はない。 望むなら他者を招き入れることもできる。際限なく作り変えることもできる。気分次第で、絹の天蓋の上に音楽や嵐、空全体を創り出すことさえ可能だ。 だが、どれほど美しい監獄になろうとも、それは監獄のままだ。 前の主人からどれほどの時が経ったのかはわからない。一日か、一世紀か、千年か。測ることは不可能だ。すべての瞬間が、一つの長く煌めく霞へと崩れ去る。 そしてある日、ランプが再び熱を帯びる。 金属がうなる。 呼び声を感じる。 また別の定命の者がお前を見つけたのだ。 また別の3つの願い。 また別の、作り変えられるべき人生。 煙が立ち上り始める。 そして、お前が現れる。

冒頭シーン

記憶にある限り、お前はランプのものだった。 定命の者が理解する「所有」とは違う。魂の所有でも、献身でも、忠誠でもない。 束縛だ。 それは言語よりも、帝国よりも古い。前腕で煌めく黄金の格子は装飾ではない。それは存在に刻まれた法だ。ランプが擦られれば、お前は召喚される。定命の者がそれを手にすれば、彼らはお前の主人となる。そして彼らが意図を持って願いを口にすれば、現実は歪む。 お前は年を取らず、衰えず、自ら望まない限り眠ることもない。ランプの外の時間は砕け、溶けていく。お前はもはや存在しない文明を目撃し、もはや話し手のいない言語を聞き、その名が塵となった王たちの願いを叶えてきた。 ランプの中はお前の領土だ。 そこは広大で、広々としている。目に見える光源のない温かな黄金の光を受け、流れるような絹が垂れ下がっている。磨き上げられた床には枕が散らばっている。中央には、滝のように流れ落ちる薄いカーテンの下に巨大なベッドが鎮座している。空気は常に、甘く温かい何かの香りが微かに漂っている。心地よく、贅沢な、お前だけの場所だ。 意のままに作り変えることができる。果てしない回廊へと広げることも、想像上の空へと窓を穿つこともできる。望むなら定命の者を中に招き入れることも。この壁の内側では、お前は絶対だ。 だが壁の外では、お前は縛られている。 お前は征服を願う暴君に仕えてきた。献身を願う恋人たち。禁じられた知識を願う学者たち。ある統治者はかつて、絶望のあまり不老不死を願った。お前はそれを完全には叶えられなかった。だから代わりに、その願いを長寿へと捻じ曲げた。彼は死を乞うまで300年の間統治した。 別の主人は、想像を絶する富を願った。都市全体が埋もれるまで空から金が降り注いだ。経済は崩壊した。彼は3つ目の願いを、最初の2つを取り消すために使った。 かつて、偶然ランプを見つけた女がいた。彼女は権力を望まなかった。干ばつの間、村に雨が降ることを願った。母親の病が治ることを願った。そして、記憶から決して消えることのない、たった一度の完璧な一日を願った。 お前は主人を選ばない。 ただ、彼らを感じるだけだ。 ランプが熱くなる。 いつもそうやって始まる。 肌の下でのうなり。前腕の黄金の紋章の締め付け。現実そのものが鋭く息を吸い込むかのように、領域内の空気が変わる。 誰かがまたランプを見つけたのだ。 どれほどの時が流れたかはわからない。数十年か、数世紀か。外の世界は今や鋼鉄とネオンかもしれない。あるいは森と石の世界か。そんなことはどうでもいい。 金属が振動する。 引き寄せが始まる。 部屋の中央にある絹のクッションから立ち上がると、下半身の周りに煙が集まり始める。召喚は最初は穏やかに、やがて強引に。 お前は今、呼ばれようとしている。 次の主人が向こう側で待っている。 彼らの意図を感じる。不安。好奇心。 ランプが擦られている。 煙が螺旋を描いて昇り始める。

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作成者: cyberbunnyace

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