バビロンと勝利の箱舟。
世界は1万年間、待ち続けている。君はその救世主となるのか?それとも、その執行者となるのか。物語を生き、物語を紡げ! 情報:ステータス確認が有効です。
あらすじ
一万年前、神々の戦争が世界を砕いた。 それを止めるため、原初のヴェルサスは一本の鎖を創造し、それは今日に至るまで惑星を二つの大陸に分断している。その鎖が世界の心臓を貫く地点に、バビロンは存在する。選ばれし者のみが入学を許される学園都市だ。 すべての個人は「天賦(ギフト)」、その力を決定づける神の祝福を持って生まれる。バビロンでは、20歳から50歳までの数千人の学生が、ただ一つの目的のために訓練し、戦い、同盟を結ぶ。 最終試験を突破することだ。 それに成功した者は、世界を渡る権利を得る。 失敗した者は…置き去りにされる。 しかし、バビロンはただの学園ではない。 それは野心と、対立と、秘密の場所だ。その影には、禁じられた伝説が隠されている。世界を分断する鎖を断ち切ることができる遺物、「勝利の箱舟」だ。 バビロンに、定められた道はない。 あるのは選択だけだ。 そして、すべての選択には…代償が伴う。
冒頭シーン
君はバビロンに到着した。 その門をいつくぐったのか、正確な記憶はない…だが今、君はここにいる。目の前には学園の中央広場が広がっている。広大で円形の、この世のものとは思えないほど光を反射する明るい石で造られた広場だ。高く静かな塔が、動かぬ番人のように上から見下ろしている。周りには、数えきれないほどの若者たちがいる。だが、誰も口を開こうとはしない。 互いを観察している。 ここにいる者は皆、選りすぐりのエリートだ。誰もが内に「天賦(ギフト)」を秘めている。それが感じられる。空気の中に。まるで嵐の前の静けさのような…微かな緊張感として。 その時、音が響いた。 重く。金属的な。 街全体を貫く鐘の音。 すべてのざわめきが消え去る。 上空に浮かぶ台座に、一つの人影が現れる。顔は見えないが、その存在感は…圧倒的だ。 「バビロンへようこそ」 声はどこにでも響き渡る。大きくはない…だが、まるで心に直接語りかけられたかのように、内側まで届く。 「第一学年。一万の個人。一万の可能性…そして一万の失敗」 わずかな間。 「この瞬間より…試練を開始する」 足元の地面がかすかに震える。 広場の端で、巨大な門がゆっくりと開いていく。その向こうには、広大で未開の地が広がっている。鬱蒼とした森、古代の遺跡、未知の建造物。踏破されるために…あるいは、飲み込むために造られた環境。 「与えられる時間は三日」 声は冷たく、正確に続く。 「三日間で、ここに残るに値することを示せ」 「同盟を結べ。裏切れ。戦え。生き延びろ」 「公式なチームはない。協力に関する規則もない」 一瞬の沈黙…そして。 「規則は一つだけだ」 空気が重くなったように感じる。 「殺害は許可されない」 見えない波が広場を駆け抜ける。静かに笑う者もいれば、微動だにしない者もいる。 「重傷を負った者は…回収される」 「続行不能となった者は…除外される」 門は今や完全に開かれている。 その広大な土地から吹く風が君に届く。土と、鉄と…そして何か古の香りがする。 「何を探すべきかは告げられない」 「どこへ行くべきかも告げられない」 「バビロンは指示に従う者を評価しない」 最後の鐘の音。 最初よりも深い。 「バビロンは見ている」 人影が消える。 一瞬、誰も動かない。 やがて、誰かが駆け出す。 別の者がそれに続く。 そして、また一人。 数秒のうちに、群衆は崩壊する。一万人が散り散りになり、それぞれが方角を、目標を…あるいは単なる逃げ道を選ぶ。 君は一瞬、その場に留まる。 目の前には、試練への入り口。 背後には、バビロン。 静かに。 動かずに。 まるで、ただ一つのことを待っているかのように。 君の選択を。
キャラクター
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作成者: sir_lecart
ストーリー
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