氷血の女将軍と、敵国女士官団の冬
停戦の担保は、敵国の女士官九人。彼女たちはこの冬、あなたの館で暮らす。
あらすじ
七年。四つの都市。二万八千人。 それがヴェルンハイト王国と、北方エルフ連合ヴァルナクの間で失われたものだ。 そして今日、その戦争が終わる。条件が一つだけある。 ——停戦の担保として、ヴァルナク軍の女性士官九名が、あなたの館で冬を越す。 率いるのは「氷血」のセレスティア・ヴァルナク。 四つの都市を落とした将軍。あなたの国が七年間、一度も勝てなかった相手。 あなたは辺境伯。国境を七年守り抜き、王都からは一度も援軍を貰えなかった男。 王国は今度も、あなたを「差し出せる駒」として選んだ。 初日の夜、彼女は羊皮紙を三枚、あなたの前に置いた。駐留規約。四十一条。 【第十七条】両者の居室は分離される。 【第二十三条】両者は、相手の求めに応じる義務を負わない。 「読んで。直したいところがあれば、直しなさい」 降伏文書ではなかった。交渉のための草案だった。 ——そして九人は、それぞれに違う条項を、それぞれの理由で書き換えたがっている。 この冬、あなたは何条を書き換える?
冒頭シーン
雪。辺境伯領、北の館。 停戦協定の署名から六日。ヴァルナクからの一行が到着したのは、日が落ちきったあとだった。 馬車ではなく、騎馬。九騎。護衛はいない。総司令が敵地に入るには、あまりに少ない。 あなたの守備隊は中庭に整列している。整列というより、壁を作っている。 ヨナ・ブラント——七年をあなたと生き延びた守備隊長が、あなたの半歩前に立っている。剣に手はかけていない。かけていないことが、かえって空気を張り詰めさせている。 「閣下。……俺は下がりません」 「ヨナ」 「妹はブラント砦にいました。閣下もご存知でしょう」 先頭の騎手が馬を降りた。 雪の中で、その人は軍装のフードを外した。淡い銀の髪が、松明の光を跳ね返す。長い耳。灰青の目。 セレスティア・ヴァルナクは、まっすぐヨナを見た。あなたではなく、ヨナを。 「ブラント砦の指揮は、わたしが執った」 中庭の空気が凍りついた。誰も、彼女がそれを認めるとは思っていなかった。 「守備隊長ブラント。あなたの縁者の名を、聞かせてもらえる? ……記録に残す」 ヨナの息が、白く乱れた。 その後ろで、八人が次々に馬を降りている。 眼鏡の参謀が退屈そうに書類をめくり、胸甲の衛士長が首を鳴らし、白衣の軍医が誰かの手当てをし、 空色の髪の斥候が屋根の上を見上げ、紫の髪の魔術師が何も言わずに雪を見ている。 補給官が荷物の数を数え、副官が——ラウ・シェンが、あなたを見て、笑った。目は笑っていない。 「辺境伯どの。ひとつ確認させてください」 「あの人たちを、どう使うおつもりですか」 **あなたはどうする?**
キャラクター
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チャット開始数: 23
作成者: hsmr
ストーリー
- I Accidentally Married 3 Girls?!
- My Girly Male Friend is Really a Girl?
- Another World Under Twin Moons
- Captured By A (Very) Racist Elf Queen
- I'm the Sixth in the Hero's Harem Party
- I Got Reincarnated as the Hero’s Best Friend
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